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朝イチ腰が痛いのはなぜ? 腰痛の原因と対策法

腰痛の原因と対策法

日本人の約4人に1人が悩まされているといわれる腰痛。その中でも、朝の起床直後だけ腰痛を感じる人がいるといいます。普段の日常生活の中では気にならないのに、朝だけなぜ……? 今日は朝に起きやすい腰痛の仕組みと原因、対策の方法をご紹介します。

腰痛が起きる仕組みとは

人間の体は、背骨から、たくさんの骨格が広がって構成されており、腰はその背骨の一部分をさします。

肋骨(ろっこつ)と連結している胸椎(胸の後ろ側)に比べると、腰椎(腰のあたりの背骨)は支えがなく、構造的にもろくゆがみやすい性質があります。

腰痛は、骨格のバランスが保てなくなることで起こるとされ、さらにゆがんだ状態が続くことで、あらゆる動作がぎこちなくなり、筋肉疲労やコリを強め、腰痛を悪化させるといわれています。

朝イチ腰痛になる原因4つ

腰痛は骨格組織のゆがみと、筋肉疲労やコリによって起こることがわかりました。しかしなぜ朝の起床時に腰痛が起こりやすいのか。その原因は大きく4つに分けられます。

【1】普段の姿勢

猫背はもちろん、お腹を突き出すほど胸を張っている姿勢も、背骨本来のゆるやかなS字カーブを崩していることになり望ましい姿勢とはいえません。

また、普段の何気ない歩き方や立ち方、体重のかけ方といった足の使い方によっても腰痛は発症します。左右の手に利き手があるように、足には「利き足」「軸足」があります。見分け方は、足を組む際に上に重ねたくなる方が「利き足」、下にある方が「軸足」です。この左右の使い方の差が大きい人ほど、骨格が歪みやすく、腰痛になりやすくなります。

【2】血液や体液の循環の悪さ

就寝中の午前4~6時にかけては、人間の体温が最も下がりやすく、それに伴い血液循環も悪くなるといわれています。そのため朝方は腰の痛みも発生しやすく、起きがけの腰痛につながりやすいといえます。

【3】寝相や寝具が悪い

眠っているときの環境が悪いと、筋肉が硬くこわばった状態のまま寝ることになるため、体液循環は悪くなり、寝起きの痛みにつながります。

ポイントは、寝返りをきちんと打てる環境にあるかという点。同じ姿勢で眠ることは身体にかかる負担が一か所に集中し続けるため、筋肉の硬化やこわばりを招きます。その結果、朝の腰痛につながるのです。

またうつ伏せで寝る習慣の方は、腰の反りが強まり、腰痛の原因になるため注意が必要です。

【4】内臓疲労がたまっている

内臓は、日々の生活における暴飲暴食や睡眠不足、ストレスなどで疲労します。とりわけ肝臓や腎臓といったエネルギー代謝に関わる臓器は疲れやすく、疲労すると腰や腰の上部が反射的に硬くなり腰痛の原因につながります。

またこれら内臓の疲れが慢性化されると、自律神経が休まらず、就寝時のエネルギーが消化のために使われるため、骨格系の回復が後回しになります。

その結果筋肉の疲れが取れず、起床時の腰の痛みを生じさせます。

朝イチ腰痛を予防する対策

朝イチの腰痛はもとより、日常的にも腰痛を予防するには、生活のちょっとした部分を変えていくことが大切です。原因別に、それぞれ対策をご紹介します。

【1】普段の姿勢を改善する

姿勢の悪さは気付いたときに改善させることで、正しい姿勢を身につけることが大切です。猫背やS字カーブが崩れている方は、まずは鏡などで自分の姿勢を確認してみましょう。

正しい姿勢とは、体を真横から見たときに、耳・肩・腰骨(左右の腰の骨)・ひざ・くるぶしまでが一直線上に並んでいるのが理想的な姿勢です。

また 軸足と利き足のバランスを、できるだけ均等にし、なるべく足を組むなど片方に負担のかかる動作は避けるようにしましょう。

また簡単に実践できる習慣として、毎日30秒ほど正座をすることで、左右の足に同じ圧力がかかり、足首やひざ周りの筋肉や関節の状態を均等に整える効果があるとする治療法もあります。まずはご自身の姿勢の見直しから、初めてみましょう。

【2】血行や体液の循環を良くする

循環が良い身体を手にいれるには、まずは腹巻や肌着、室温などを工夫し、冷えを取り除いていくことが大切です。

また甘いものや塩辛いものなどの摂りすぎは、循環する体液の質を悪くするため、すこし控えてみるとよいでしょう。水分を積極的に摂取し、体をめぐる水分や体液の質も意識しましょう。

【3】寝相や寝具の改善

たとえばソファや狭いベッドなど、寝返りが打ちにくい環境での就寝は、体をこわばらせ腰痛の原因になります。十分な就寝スペースを確保するとともに、 枕やマットレスは柔らかくて沈むものより、ある程度硬さがあり寝心地がよいものを選んでみましょう。

【4】内臓疲労を避ける

暴飲暴食は避け、就寝の2~3時間前には飲食を終えるようにしましょう。理想的な睡眠時間は1日7時間前後といわれていますから、睡眠時間を確保し、また就寝時間や起床時間はなるべく一定になるよう心がけます。

ストレス発散を意識し、過度に心や体に負担が溜まることのないよう、自分自身を気づかっていくことも大切です。

朝だけ痛む謎の腰痛。病院にいくほどではないと思ってしまいがちですが、もしかしたら体の小さな悲鳴の1つかもしれません。

また長期にわたって続く場合、すみやかに適切な医療機関の受診をおすすめします。

体の中心である腰をいたわり、健やかな毎日を手に入れましょう。


【参考】
腰痛の原因をたった30秒で治す「朝30秒の正座」驚きの効果
http://diamond.jp/articles/-/35689
朝起きると腰が痛くて辛い方へ。原因とやるべき対策はこれ!

朝起きると腰が痛くて辛い方へ。原因とやるべき対策はこれ!


腰の構造と腰痛が起こるメカニズム
http://www.skincare-univ.com/article/011202/
キレイな姿勢で代謝アップを目指す
http://www.skincare-univ.com/article/014445/

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腰痛の原因と対策法

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