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春だけじゃない! 秋の花粉症、その原因とは?

秋から感じる花粉症、春とは何が違うのか

花粉症といえば春のイメージが強いですが、秋にも花粉症があるのをご存知でしょうか。実際、秋のシーズンにも「目や鼻がムズムズする」といった症状を訴える人が少なくないようです。

春に飛散する花粉とは何が違うのか、秋に起こる花粉症について傾向と対策をチェックしてみましょう。

秋の花粉症、原因となる植物は?

花粉は春だけでなく、1年を通して飛散しています。厚生労働省が平成15年に実施した調査結果によると、秋にも15%の人が目や鼻のアレルギー症状を訴えています。秋は春と並んで、花粉症に注意すべきシーズンなのです。

花粉症といえば春のスギ花粉がよく知られています。一方、秋に飛散する植物としてはキク科のブタクサとヨモギ、アサ科のカナムグラが挙げられます。河原や公園など身近な場所に生育しているため、気づかずに吸い込んでしまうこともあります。すでに花粉症にかかっている人は注意が必要です。それぞれ特徴をみてみましょう。

・ブタクサ

秋の花粉症の原因として代表的なキク科の植物です。8月~10月に花粉が飛散します。ブタクサの花粉は粒子が小さいため、気管に入ることでぜんそくのような症状を引き起こす場合もあります。

・ヨモギ

ブタクサと同じキク科の植物で、8月中旬~10月に花粉が飛散します。繁殖力が強く、平地から高い山まで全国的に分布しています。

・カナムグラ

8月下旬~10月に花粉が飛散します。ブタクサ、ヨモギと比べると影響は小さいですが、これも花粉症の原因のひとつとされています。

ガやユスリカ、ゴキブリなどの昆虫も原因に

秋は植物の花粉だけでなく、「昆虫アレルゲン」も症状の原因となります。アレルゲンとは、アレルギーを引き起こす原因物質のこと。

ガ、ユスリカ、ゴキブリなどの死骸や糞が粉状になったものを吸い込んでしまうと、ぜんそくやアレルギー性鼻炎を引き起こすことがあります。

ダニやペット、ゴキブリは1年を通して注意が必要な通年性アレルゲンです。その中でも秋は昆虫アレルゲンがもっとも多くなるシーズンです。花粉に比べると知名度が低いですが、長い時間を過ごす家の中で発生するため注意が必要です。

もしかして花粉症? 症状やアレルギーをチェックしてみよう

鼻がムズムズする、くしゃみが止まらないといった症状を感じたら、下記のチェック項目を確認してみましょう。当てはまる数が多いほど、花粉症である可能性が高くなります。

・鼻水が透明でサラッとしている
・鼻水やくしゃみが一週間以上続いている
・目や鼻にかゆみを感じる
・くしゃみが一日中止まらないことがある
・熱が出ても高熱ではなく、微熱程度に留まっている

自己診断だけでなく、病院でアレルギー検査を受けることも有効です。アレルギーを引き起こす物質を特定する「特異的IgE検査」などにより、症状の原因を突き止めることができます。

花粉、昆虫、ダニなど、原因となる物質によって症状が変わる場合もあります。ひどくなる前に適切な診断を受け、アレルゲンを特定することが重要です。

「花粉症は春だけ」という認識は間違い。秋の花粉症にもしっかりと対策をとりましょう。

(文/五十嵐綾子)


【参考】
夏・秋にもある花粉症
http://www.phadia.com/ja/5/allergy/pollen/2/
花粉症は春だけじゃない!秋の花粉症にご注意!
http://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/autumn/
花粉症の基礎知識
http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/about/calendar.html

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秋から感じる花粉症、春とは何が違うのか

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