健康と美肌のために毎日取り入れたいハトムギ活用法

ハトムギ

古くから美肌作用が知られ、中国では古代宮廷料理の代表的食材であったというハトムギ。現代においても健康によい食品として、シミやソバカス、ニキビやイボなど、お肌の悩みに対する効果を耳にすることが多いのではないでしょうか。そんなハトムギをより効果的に日常生活に取り入れるため、効果と活用法についてご紹介します。

ハトムギの効果

ハトムギの栄養価は穀物の中でもピカイチです。タンパク質はお米の2倍、食物繊維は8倍ほど含み、その他ビタミンやカルシウム、鉄などの栄養素を豊富に含んでいます。そのため、以下のような効果が期待できます。

・美肌・美白効果

シミやソバカスのもととなる色素が減少させ、抗菌作用によってニキビやイボ、アトピーの改善に効果があることが報告されています。また豊富なタンパク質には肌の新陳代謝を高めるものが多く含まれており、肌の環境を健康にたもちます。

・ダイエット効果

形状がしっかりしていてお米よりよく噛むため満腹感を得られることや、脂肪の生成を抑制したというデータがあり、ダイエット効果にも注目が集まっています。

・むくみの予防と改善

利尿作用があり、余分な水分を体外へ排出する働きをします。体内の水分量を適切にすることで、不要な水分による胃の負担を軽減し、消化器官を良好な状態にたもつことができます。

・生理痛・不妊症の改善

生理痛が起こる原因のひとつに子宮の収縮運動がありますが、ハトムギの外殻に子宮の収縮を抑制する成分があることがわかっています。また、卵胞を成熟させ、排卵を促す成分が発見されており、不妊症に効果があるという研究報告もあります。

その他にも花粉症などアレルギーの予防や軽減効果、冷え性や肩こりの改善にも効果があることが研究により報告されています。

健康・美容のためのハトムギ活用法

・ゆでハトムギ

簡単かつ便利にハトムギを活用する方法が、ゆでて作り置きにする方法です。手順は以下の通りです。

1.水でよく洗ったハトムギをたっぷりの水に1時間ほど漬け置く
2.水を替え、ハトムギの量の4倍ほどの水で強火で煮る
3.沸騰したら弱火にして30分煮続け、芯がなくなれば完成

冷まして粗熱をとり、小分けにして冷凍保存をすれば、料理に簡単に取り入れることができます。おかゆやスープ、煮物に入れるとよく合います。

・ハトムギ茶

いつものパックのお茶を、ハトムギ茶に変えてみてはいかがでしょうか。この活用法は、ハトムギから煎じなくともパックの状態のものが市販で簡単に手に入るのでオススメです。ブレンド茶にすることも可能で、普段飲んでいる麦茶、緑茶、ウーロン茶などを煮だす際に、元のお茶の葉の4分の1程度のハトムギを加えれば完成します。

・市販の粉末を使って料理のアクセントに

粉末のハトムギというのも売られています。グラタンや、ピラフ、カレーなどにかけたり、パン粉に混ぜてハトムギパンにする方法などもあります。

ほかにも、サプリメントやスキンケア商品になっているものがたくさんあります。薬局で手軽に購入できるので、気になる方は試してみるのもよいかもしれません。

摂取する際の注意点

ハトムギの摂取による副作用はないといわれているので、非常に安全性が高いと考えられています。妊娠中にハトムギ茶として飲んでも、漢方薬の常用量の範囲であれば問題はありません。

しかし、常用量の25~50倍ほどの高容量を摂取は胎児に影響を及ぼす可能性が報告されています。サプリメントやエキス製剤など成分を濃縮した形で服用する場合は、きちんと医師や専門家に相談してから服用することが大切です。

食材や漢方薬、サプリメントや化粧品としても活用できるハトムギ。安全性の高さも魅力的です。毎日の生活に取り入れ、不調が起こりやすい冬のお肌と身体をケアしませんか?


【参考】
『ハンディ版 薬膳・漢方の食材帳』実業之日本社
はと麦の5大効果~生活習慣病の予防効果も!免疫力を高めて健康寿命を延ばす大辞典
http://xn--nyqr3hz5hs1c.net/kampou/hatomugi/
ハトムギの効果と効能 乾燥肌・美白などの美肌効果とイボ取り効果 サプリメントラボ
http://www.mit-japan.com/ndl/ndl/hatomugi.htm
鈴木 信孝 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座 特任教授 殻付ハトムギ熱水抽出物(CRD)の研究開発
http://www.jcam-net.jp/data/pdf/17018.pdf
太陽食品株式会社
http://www.taiyosyokuhin.co.jp/factory/hatomugi-reciper.html#01pan

ハトムギ

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