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《専門家監修》花粉症の人は注意! 食べると悪化するかもしれない食べ物

花粉症悪化食べ物

毎年花粉症に悩んでいる人は、早めに薬を飲んで準備をしたり、花粉症によいとされる食べ物を摂取したりして予防や緩和させていることでしょう。今回は、花粉症の人は食べると悪化するかもしれない食べ物や、花粉症と関連して生じやすい果物や野菜のアレルギーについてご紹介します。

食べると悪化する!? 花粉症の人はこの食べ物に要注意

普段何気なく口にしている食べ物の中には、花粉症の症状を起こしやすくしたり、悪化させたりする恐れがあるものもあります。

リノール酸(オメガ6系の油)を含むサラダ油、お惣菜、加工品

オメガ6系の油は体内で、炎症やアレルギー反応をすすめる作用がある物質を作ると言われており、オメガ6系の油にはコーン油、綿実油、サフラワー油、大豆油などがあります。サラダ油はこれらを原料としていることが多いため、注意が必要です。
また、お惣菜、外食、お菓子、カップ麺、パンなどの加工品、ドレッシングにもオメガ6系の油を使用することが多いため、花粉症の方は減らしましょう。自宅の加熱調理にはオリーブ油や菜種油の使用がおすすめです。

アルコール

お酒を飲むと鼻の粘膜の血管が広がり、鼻づまりや目の充血などの症状を起こしやすくしてしまいます。飲みすぎには注意です。

甘い物・刺激的なもの

ビタミンB6にはアレルギー症状や発作を抑え、免疫機能を維持するはたらきがあると言われていますが、甘い物の食べ過ぎはビタミンB群を消耗させてしまいます。ビタミンB群は全部で8種類あり、チームで助け合って働いていますので、甘い物の食べ過ぎは控えましょう。
また中医学的に花粉症の症状別に避けた方がよいものをご紹介します。
…生姜、にんにく、唐辛子などの香辛料。チョコレート、もち米など
…チョコレート、ココアなど
…唐辛子、わさび、カレー粉など

全般的に、甘い物と刺激の強い香辛料は避けた方がよさそうですね。

なお、朝食を抜く習慣がある人も要注意。人の体はアクティブに活動するときに適した交感神経と、リラックスしているときに最適な副交感神経という2つの自律神経がバランスを取り合っています。自律神経のバランスが崩れると免疫機能も低下して結果として花粉症が悪化してしまうことに。1日を元気に過ごすためには朝に副交感神経から交感神経へ切り替えることが大事。朝食はそのスイッチ役を果たします。

花粉症の人が起こしやすい果物や野菜のアレルギーとは?

花粉症の人は、花粉だけでなく、特定の果物や野菜によるアレルギー症状を起こしやすいといわれています。
果物や野菜の中には、花粉アレルゲンと構造がよく似ているたんぱく質を含んだものがあり、それを食べると花粉症と同じようにアレルギー反応を起こしてしまうのです。

症状は食べ物が直接触れた口の内外周辺に現れやすく、食べた直後から1時間以内に口の中がかゆい、イガイガする、チクチクする、ムズムズする、違和感がある、喉がつまる、喉がしめつけられるといった症状が見受けられます。ほかにも、嘔吐や下痢、喘息発作を伴うこともあり、注意が必要です。

花粉別、反応しやすい果物・野菜

果物や野菜によるアレルギー症状は、花粉症アレルゲンである花粉の種類によって異なります。花粉別に、反応しやすい果物・野菜をご紹介しましょう。

スギ…トマト

シラカバ…りんご、もも、さくらんぼ、いちご、なし、うめ、びわ、アーモンド
キウイフルーツ、にんじん、セロリ、フェンネル、クミン、コリアンダー、トマト、じゃがいも、クルミ、落花生、ヘーゼルナッツ、ココナッツ

カモガヤ…メロン、すいか、トマト、じゃがいも、バナナ、オレンジ、セロリ

ブタクサ…メロン、すいか、ズッキーニ、きゅうり、バナナ

ヨモギ…セロリ、クミン・フェンネル・コリアンダーなどのスパイス、にんじん、キウイフルーツ、落花生

果物や野菜のアレルゲンの多くは壊れやすく、加熱すれば大丈夫なこともあります。該当する花粉症と果物や野菜を生で食べる際は特に注意してくださいね。

毎年花粉症の症状に悩まされているという方は、今回ご紹介した食べ物をこれまで知らずに食べていた場合、減らすことで変化があるかもしれません。つらい花粉症が和らぎますように。


【参考】
日本食品標準成分表2015年版(七訂) 脂肪酸成分表編|文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365451.htm
ビタミンB群|株式会社わかさ生活
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin_b/
『花粉症に負けない食べ方』岡野哲郎解説(マガジンハウス)
『食物アレルギーAtoZ』中村丁次 他著(第一出版
『実用 東洋医学』根本幸夫著(池田書店)

海老沢直美
海老沢直美
生理前の不調(PMS)改善カウンセラー・管理栄養士

管理栄養士としてレストランやスポーツの現場で選手の栄養サポート及び健康指導に従事。病院給食勤務、特定保健指導を経て現在は、PMS(月経前症候群)に悩む方へ食事カウンセリングを行う。高校生から13年悩んでいた自身のPMSを「食×睡眠×心」で心身共に楽にした経験を活かし、望む人生を送る女性のサポートをしている。昭和女子大学卒。
海老沢直美「生理前を楽にする方法」
公式ブログhttps://ameblo.jp/ebihoro1856/
FBページ fb.me/pms.raku

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