飲んだ翌日に足がつる! お酒が原因の足の痛み「アルコール筋症」

pixta_24214389_s

朝の突然の足のつり。びっくりする痛みで目がさめ、何が原因か不思議に感じる人も多いと思います。足のつりや痛みにはざまざま原因がありますが、その1つには「お酒」が関係しているといわれています。
人によって摂取量や酔い方にも差の出るお酒ですが、飲みすぎてしまった翌日などに、筋肉痛のような症状を感じたことはありませんか?

もしかするとそれは、「アルコール筋症」かもしれません。いったいなぜ痛みやつりが発生するのか、理由を詳しくみていきましょう。

お酒を飲むと起きる「アルコール筋症」とは?

アルコール筋症とは、アルコールが原因で起こる筋肉の諸症状のこと。別名「アルコール性ミオパチー」とも呼ばれており、アルコールが筋繊維を破壊することで痛みが発生します。主な原因はお酒の飲み過ぎで、頭痛や胸やけといった症状だけでなく、筋力の低下や筋繊維が部分的に破壊されてしまうこともあるのです。

お酒を飲んだとき、体の中ではアルコールを分解するため水分やビタミン、ミネラルが消費されます。アルコールを大量に摂取すると、そのぶんビタミンやミネラルも必要となり、本来からだの中にあるべき量が不足。それによって筋肉痛やけいれん、他にも足のつりといった症状が出る場合もあります。

尚、お酒による痛みとして有名な「痛風」は、高尿酸血症の結果生ずる関節炎のこと。アルコールの摂取により体内の尿酸量が増加し、時に痛みとなって現れる症状であり、アルコール筋症とは異なる原因なので、間違えないようにしましょう。

お酒による足のつりを防止する方法!

アルコール筋症は、お酒の飲みすぎによって起こります。したがって、もっとも効果的な対処法は、お酒を飲まないこと。とはいえ、付き合いで飲まないといけないシーンもあるでしょう。

そんなときは、アルコールを代謝するために必要な水分、ビタミン、ミネラルを合わせて摂取するようにしましょう。飲酒前にサプリメントを飲んだり、お酒と一緒に水やスポーツドリンクを飲んだりするといった工夫によって、痛みが抑えられる場合もあります。

誰でも起こる可能性のある症状ですが、その多くは筋肉痛のような症状だけで、時間がたつにつれ自然に治まっていくことがほとんど。しかし、痛み止めを飲まなければ我慢できないほど痛い、筋力が低下して立てないといった症状が出る場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

お酒が筋肉にも影響があるというのは、意外と見落としがちです。翌日も快適に過ごせるよう、お酒の量はほどほどに控え、楽しく飲むよう心がけましょう。


【参考】
お酒のあとの筋肉痛?翌日に起こる「急性アルコール筋症」とは
https://macaro-ni.jp/20629
お酒を飲んだら筋肉痛になる!? 不思議な症状「アルコール筋症」を知っていますか。
https://doctors-me.com/doctor/symptom/49/column/3657
アルコールと痛風
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-012.html

pixta_24214389_s

この記事が気に入ったら
いいね!しよう