梅雨はうつ病に注意!?予防してスッキリ梅雨を乗り切ろう!

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梅雨は、一年の中でも最もうつ病にかかりやすい時期だといいます。どんよりした空にジメッとした空気では気分が晴れない方も多いでしょう。どうして梅雨になるとうつ病にかかりやすいのでしょうか? うつ症状には早めの対策が大切です。この記事では梅雨に多いうつ病の原因と予防について紹介していきます。

梅雨はなぜうつになりやすい?

梅雨の時期にうつが多いのには次のような原因があります。

神経伝達物質「セロトニン」の分泌不足

セロトニンは気持ちを安定させる神経伝達物質です。天気が優れず、日光に当たる時間が減るとセロトニンの分泌が減少して、精神的に落ち込んだり、不安定になりやすくなります。

睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌不足

メラトニンとは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、体内時計に働きかけて睡眠のリズムを調整するホルモンのこと。メラトニンは日光に当たることにより作られて、夜になると分泌が増えます。メラトニンが十分に分泌されることで睡眠が誘発されるのです。

また、メラトニンはセロトニンから作られるため、セロトニン不足はメラトニン不足も引き起こします。両方のバランスが崩れるとうつ状態と不眠の症状が起こり、うつ病にかかりやすくなります。

急激な気圧の変化

梅雨の時期は気圧の変動が大きい時期でもあります。この気圧の変化は自律神経の働きを乱してしまい、さまざまな精神的および身体的な影響をもたらします。だるくなったり、気持ちがふさぐ、頭痛などの症状は自律神経の乱れが関わっています。

湿度の上昇による不快感

梅雨の時期は湿度が非常に高く、日によっては80%以上になることもあります。この湿度が高い状態は不快感につながり、そのストレスが精神的なアンバランスを引き起こしてしまいます。天気予報で不快指数が高めと言われている日は要注意です。

梅雨のうつ症状

一時的に気持ちが落ち込むことは誰にでもよくあることですが、その状態が長引くとうつ病に発展することもあるので注意が必要になります。
梅雨の時期にどんな症状が見られると、うつ病の可能性があるのでしょうか?

一般的なうつ病と症状は同じ

梅雨や冬季など日照時間が短い時に見られるうつ病のことを「季節性うつ病」ともいいます。症状としては、次のようなことがあげられます。

・気持ちが落ち込む
・気持ちがふさいで楽しい気持ちにならない
・外出するのが面倒になる
・人と話すのが億劫になる
・やる気がわかない
・食欲が低下する

実際に、梅雨時期になると一時的にうつ病で受診される患者さんが増えます。
特に4月から5月に新しい環境で頑張ってきた方が、梅雨になって精神的に落ち込んでうつ病になってしまうことも少なくありません。性格的に真面目であったり、責任感が強い方はうつにかかりやすい傾向があります。

過眠と過食、とくに甘いものが食べたくなる…

梅雨の天気によるストレスでセロトニンが不足すると過食になる傾向もあります。特にストレス解消に甘いものを食べて憂さを晴らしたくなってしまうことも。しかし、甘いものの食べ過ぎは血糖値の急降下により、逆に気分の落ち込みを引き起こすこともあるので注意が必要です。

梅雨は湿気の影響により胃腸の機能が低下しやすい時期でもあります。過食に走ると、消化不良からだるさを引き起こしてうつ状態を悪化させてしまうという悪循環に陥りかねません。梅雨こそ食事は軽めにすることが大切です。

うつ病を予防するには?

うつ症状は放置しているとうつ病に進行して、日常生活にもさまざまな支障を引き起こしてしまいます。梅雨時期にはうつ病にならないように、次のような対策を取り入れてみてください。

晴れた日はできるだけ外に出る

カラダとココロは繋がっているので運動不足になると気持ちも塞ぎがちになります。雨の日は室内で過ごすとしても、晴れた日にはなるべく外出するように心がけましょう。梅雨の晴れ間は新緑も美しい時期なので、緑の多い場所に行くと気持ちが明るくなりますよ。

また、趣味や買い物、友人と会って会話するなど、積極的に外に出て過ごすようにしていきましょう。

体を動かす

運動不足になると、自律神経のバランスが乱れがちになります。雨天が続いているときにこそ、なるべく定期的な運動を心がけることが大切です。適度に体を動かすとストレス解消につながり、自然な睡眠にもつながります。

梅雨時期であっても、次のようなことであれば室内でできます。
・フィットネスジムに通う
・自宅でヨガをする
・水泳に行く

もし時間があるならば温泉や銭湯などに行って、汗を流すと心も体もスッキリするでしょう。

また、晴れた日には森林の中をウォーキング、公園で子供と遊ぶなど、積極的に外で体を動かすのも効果的です。

室内環境を明るくする

梅雨時期に雨で天気が悪いからといって、窓もカーテンも閉め切って暗い部屋で鬱々と過ごしているのは良くありません。日照時間が減っている時こそ、日中は室内を明るく保ちましょう。

例えば、照明を明るくする、カーテンを癒し効果のあるグリーンやブルーに変えてみるのも良いでしょう。室内に観葉植物や花を飾るのも気分転換になるのでおすすめです。

梅雨のうつ症状は天候による影響が原因になっているので、自分ではどうにもできないと諦めてしまいがちです。しかし、梅雨であっても明るく楽しく過ごす工夫をすることでうつ病を予防することはできます。

梅雨の空気に気持ちごと飲み込まれることのないように、積極的に体を動かして憂うつな気持ちは吹き飛ばしてしまいましょう。

【参考】
医師も注意! 梅雨時期は「うつ」になりやすい|DtoDコンシェルジュ 総合メディカル株式会社
https://www.dtod.ne.jp/omoshiro/article14.php
梅雨はうつになりやすい? 雨と心の関係 |Doctors me
https://doctors-me.com/doctor/mental/2/column/1320
梅雨のせい…?6月に多い身体と心の不調の原因と乗り切り方|サン・クロレラ健康BOOK
https://www.health-sunchlorella.jp/mentalhealth/mh12/
梅雨の時期に憂うつになるのはなぜ? この季節に起きる体調不良とその対処法|ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/news/244045/a/

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